沿革
History
■学校の沿革校章
校名(玉川)の由来
第1回の校名選考委員会(委員長横江岩男氏)が昭和50年10月2日に開設され、4回の委員会で慎重審議の結果、昭和51年6月上旬に市長および教育委員長に対して校名選考委員会の経緯と玉川の由来を述べ意義ある校名として答申が行われ教育委員会、市議会の議を経て決定された。答申校名草津市立玉川小学校
平安時代すでに物語りのなかに野路の玉川が出ており、昔から美しい泉として知られている。この玉川は、野路山からの伏流水が湧き出て泉となり、清い水が川となって流れていたものであり、特に鎌倉時代から旅人が非常に多く往来するようになり、玉川が旅人の休憩所となってから、この地は「萩の玉川」として世に広く知られるようになった。また野路の玉川は、日本の六玉川の一つであり、源俊頼が「あすも来む、野路の玉川萩こえて、色なる波に月やどりけり」とうたっている。
(地域にある「萩の玉川」遺跡)
玉川学校の起源―変遷と瓦―
玉川学校は明治8年1月政府の「学制令」布告により野路町現在の常徳寺を仮校舎として発足し、その財政はすべて村民の負担により賄われていた。明治11年藩政時代年貢米検査所として使われていた郷倉を取りこわし、平屋建入母屋造りの木造瓦屋根校舎が新築された。 この鬼瓦とケラバ瓦はその当時のものである。当時の生徒数は男女合わせて50余名であった。なお玉川学校の跡は野路町、木村武夫氏の宅地である。その後玉川学校は明治19年2月簡易科玉川小学校となり、明治21年3月簡易科野路小学校と改称した。当時旧栗太郡内には高等科は草津にしかなかった。そして明治22年草津小学校野路分教場となったが、老上村の成立にともない明治24年尋常科老上小学校になり、明治27年3月31日老上小学校が南田山地先に新築移転されてのである。 昭和52年4月老上学区の就学児童急増のため、野路町字観音堂を中心とした地にその名も「玉川小学校」として新設校が開校され、現在に至っている。(昭和53年発行野路町史より作成)
(旧玉川学校校舎瓦※現在は校長室に保管)
校歌
校章制定について
昭和51年12月3日玉川小学校校章選考委員会(委員長新庄拳吾氏)を開催、厳正に審査された結果次の通り校章の結果をおこなった。総応募作品は155点であった。最終審査の結果茨城県真壁郡大和村本木「柳田貢氏」に決定された製作意図は「玉小」の文字を組み合わせて図案化して、友情で結ばれた若者の意思と、未来への飛躍と、誠実な人間性と創造的能力、自発的行動を表し、「玉」の字を金色として、高い理想を象徴したもの「小」はペンを表す学問の象徴である。
年度 | 記事 |
昭和52 | 草津市立老上小学校より分離、開校する○校歌制定・発表 |
昭和53 | 個を生かす集団づくりを基盤とした新しい校風づくりに取り組む |
昭和54 | 教材用岩石園が完成する○市指定教育研究発表会 |
昭和55 | 校舎増築工事○水泳優秀校として日本水泳連盟より表彰を受ける |
昭和56 | 米国ミシガン州教育関係者来校視察を受ける |
昭和57 | 第35回放送教育研究会全国大会会場校となる |
昭和58 | NHK全国学校音楽コンクール奨励賞を受賞する |
昭和59 | 第35回放送委員会研究全国大会発表会を開催する |
昭和60 | 第1回収穫祭を実施する |
昭和61 | 玉川小学校創立10周年記念式典を挙行する |
昭和62 | オアシス活動を展開する |
昭和63 | PTAふれあいフェスティバル実施 |
平成元 | 草津市立南笠東小学校を分離・開校する |
平成2 | 県指定生徒指導研究(平成元・2年度)○ザッツマイスクール推進 |
平成3 | 第1回玉川萩祭りを開催する○お話を絵にするコンクール学校賞 市指定教育課程研究発表会(国語科)(平2・3年度) |
平成4 | 文部省指定学校週5日制に関する調査研究協力校を受ける |
平成5 | コンピューター教室設置工事○運動場各種遊具の更新(教育振興会) |
平成6 | 第4回玉川萩祭りで、野路の子守唄・野路の太鼓復活・「萩の玉川」の歌を創作披露する |
平成7 | 地域・家族・学校の連携成果が認められ県教育研究励賞を受賞 |
平成8 | 開校20周年記念式典を挙行する○おおぞら学級開設 |
平成9 | FBC花壇コンクール奨励賞受賞○多目的ホール「木の部屋」設置 |
平成10 | 才能開発実践教育賞を受賞する○地域協働合校推進事業始まる 草津・栗東地区交通安全功労団体表彰を受ける |
平成11 | 校舎大規模改修工事・耐震補強工事を行う |
平成12 | 第10回玉川萩祭りに「タイムカプセル2000」を収納する |
平成13 | コンピューター更新40台インターネット接続・ホームページ開設 |
平成14 | 近畿音楽教育研究大会の研究指定校となり「うたって、おどって、はじけよう」が浸透。 |
平成16 | 学校安全対策ボランティア巡回活動開始○体育館耐震補強工事 |
平成17 | PTA下校安全ボランティア発足 |
平成18 | 玉川小学校創立30周年 |
平成20 | 滋賀県の幼小連携推進事業推進校園の指定を受ける |
平成21 | 文部科学省の人権教育研究指定を受ける |
平成22 | 文部科学省の人権教育研究指定(2年次)に取り組む○漢字検定奨励賞受賞 |
平成23 | 全教室にエアコン・エレベーター設置○漢字検定奨励賞受賞 |
平成24 | 漢字検定奨励賞受賞 |
平成25 | 県学校歯科保健優良校受賞 |
平成26 | 県教委の実践的防災教育総合支援事業の指定を受ける ○トイレの改修 |
平成27 | 県教委指定「学びの基礎体験型学習プロジェクト」 漢字検定奨励賞受賞○滋賀県学校歯科保健優良校受賞 |
平成28 | 玉川小学校創立40周年○文部科学省委託のIE-Schoolに取り組む 漢字検定奨励賞受賞○お話を絵にするコンクール学校奨励賞 滋賀県学校歯科保健優良校受賞 |
平成29 | 平成29年度文部科学省委託「次世代の教育情報化推進事業」に取り組む 滋賀県学校歯科保健優秀校受賞 |
平成30 | 草津市プログラミングコンテスト優秀賞○漢字検定奨励賞受賞 |
令和元 | 新型コロナウイルス感染拡大防止対応のため臨時休校(3月3日~3月24日) |
令和2 | 新型コロナウイルス感染拡大防止対応のため臨時休校(4月13日~5月13日) 新型コロナウイルス感染拡大防止対応のため分散登校(5月14日~5月29日) GIGAスクール構想の実施により一人一台端末の整備完了 |
令和3 | 「道徳教育抜本的改善・充実に係る支援事業」推進校 ○男女共有通学帽の採用 校庭に90本の萩を植樹する |
令和4 | 3年ぶりに「玉川萩まつり」を開催する(2日間開催)。○漢字検定奨励賞受賞 |
令和5 | 男女共用デザインの標準服を採用○学校前歩道橋改修工事実施 校庭の「くじら山」修繕 |