草津市立高穂中学校 草津市立高穂中学校 Kusatsu City takaho-j

校長挨拶

Principal

大規模校の良さを活かして

「1年生は学校の元気、2年生は学校の力、3年生は学校の顔」を合言葉に生徒自らが学校を創り、支え合い、次の世代につなげながら、今年で40周年を迎えます。本年度は、生徒数1045名、教職員数79名でのスタートとなり、県内屈指の大規模校となりました。保護者の皆様や地域の方々と手を携えて、大規模であることの良さを活かせるような学校経営を心がけています。

教育目標に込めた思い

子どもたちが生きる未来の社会は、社会情勢、経済情勢、ともに変化が激しく、予測困難な時代であろうと予測されます。さまざまな課題に対しても「正解」という概念はうすれつつあり、多様な価値観の中でいかに「納得解」を得るかが鍵となってくることでしょう。こうした社会を生き抜くために、本校では、頭脳と心がめざましく成長する中学3年間で「考える力」と「人を思いやる気持ち」を深める教育活動の展開を通して、子どもたちが将来に渡って

「自分たちが幸せな未来の社会を創っていくのだ!」

という気持ちを持ち、まわりと協力して行動できる力をつけてほしいという強い思いを持っています。

高穂でこそ学べる学校文化を

そのため、本校では、教科学習での基礎基本の定着を社会生活に結び付ける学び方を、子どもの成長の段階に合わせた系統的なカリキュラム「たかほ学」として実施しています。「地域を知り、生き方に触れ、社会参加に関心を高める」ことをコンセプトに、地域の人との関わりや専門家の知見をもとに、子どもたちが自分たちにできることを行動に移す内容です。これにより、子どもたちの情報活用能力や合意形成力、自己調整力や粘り強さ、新しいものを創り出す意欲等、数値では測れないこうした能力を、集団生活を通して習得し、社会的自立につなげてくれることを期待しています。

よき伴走者として

教職員は、学校生活において子どもの意志表明や子どもの決定の場を意識して設定し、多感な時期の子どものよき伴走者となれるよう努めるとともに、「地域に開かれた学校」として保護者の皆様や地域の皆様と連携しながら教育活動を進めていきます。本校教育の充実と持続的な発展のために、お力添えいただきますよう、どうぞよろしくお願いします。

草津市立高穂中学校長作田まさ代