草津市立高穂中学校 草津市立高穂中学校 Kusatsu City takaho-j

校長挨拶

Principal

「出会い」は「挑戦」への原動力~大規模校の良さを活かして~

 本年度、本校は全校生徒数1086名と県内でも最大規模の中学校の1つとなっています。近隣の3小学校区からこどもたちが集う、新しい出会いに満ち溢れた舞台です。日々の授業や部活動、学校行事や生徒会活動などを通して、人とつながり、意見を交わしながら学び合って活動することを大切にしています。校内外のたくさんの人との出会いやつながりは、こどもたちの視野や考え方を広げ、自分だけでは気づくことのできない物事を見つけ出し、新たなことに挑戦する原動力となります。大規模校ならではの良さ、マンパワーを活かせるような学校づくりを進めていきます。

教育目標に込めた思い

 こどもたちを取り巻く社会の情勢は、刻一刻と変化しており、昨日まで最適だった方法が明日からは通用しない、というような先行きが不透明で不安定な時代といわれています。こうした社会をより幸せに生き抜くために、3年間の学校生活において「自分なりの考えを持つための思考力」「お互いのことを適切に伝えあえる共感性」「失敗から学び、挑戦し続ける心」を身につけてほしいと思います。そのためにも自分たちの学びや活動は、学校だけで終結するものではなく、常に何か社会生活と関係性があるものだという認識を持ち続けられるような教育活動の展開を図っていきます。

「高穂での学び」≒「社会での学び」

 そこで本校では、教科学習での基礎基本の定着を社会生活に結び付ける学び方を、こどもの成長の段階に合わせた系統的なカリキュラム「たかほ学」として実施しています。「地域を知り、生き方に触れ、社会参加に関心を高める」ことをコンセプトに、地域の人との関わりや専門家の知見をもとに、こどもたちが自分たちにできることを行動に移す内容です。これにより、こどもたちの情報活用能力や合意形成力、自己調整力や粘り強さ、新しいものを創り出す意欲等、数値では測りきれないような能力を、集団生活を通して習得し、社会的自立につなげてくれることを期待しています。

こどもたちの生き方に関わる役割

 教員は、こどもたちの基礎的・基本的な学習内容の定着を図ることはもとより、学習活動の中で出される多様な意見や考えを整理したり、まとめたりして、議論を促し、調整することが必要です。課題の設定、安心して意見を出せる、聞ける、交せる場の構築、合意形成に向けた進行等、いわば「教室の中のファシリテーター」として、様々な工夫を凝らして学習を展開する役割を担っています。それと同時に、教員は、こどもたちの言動に対して、その結果だけで判断するのではなく、そこにたどり着くまでのプロセスを意識して接し、信頼関係を築いていく、いわば「こども理解のプロフェッショナル」でなければなりません。
 こどもたちとの信頼関係を根底に、学びや人をつなぐ役割を意識し、「地域に開かれた学校」として保護者の皆様や地域の皆様と連携しながら教育活動を進めてまいりますので、本校教育の充実と持続的な発展のために、お力添えをいただきますよう、どうぞよろしくお願いします。

草津市立高穂中学校長    髙橋 正樹