草津市立老上中学校 草津市立老上中学校 Kusatsu City oikami-j

校長挨拶

Principal

 本校では昭和54年の開校以来、「自主創造」を校訓として、自ら考え、正しく判断し行動できる知・徳・体の調和のとれた心豊かでたくましい生徒の育成に力を入れています。

 私たちは今、予測のつかない変化の時代を生きています。気候変動やテクノロジーの進展、複雑化する社会課題・・・。これからの社会において必要なのは、与えられた答えを覚える力だけでなく、自ら問いを立て、考え、行動していける力です。本校では、「持続可能な社会の創り手」として未来を切り拓いていける力を、生徒一人一人が日々の学校生活の中で育んでいくことをめざしています。
  
 そこで、「自ら考え主体的に動く力」=「考動(こうどう)」を大切なキーワードとして、生徒の育成に努めていきます。「考動」は、校訓である「自主創造」の実践そのものであり、自分らしい未来を切り拓く力であると考えます。

 また、私たちは、こどもたちが「自分の幸せを感じながら、他者と共に生きる力」も育んでほしいと考えています。その中で大切にしているのが、「自他のウェルビーイングの向上」という視点です。本校ではこれを、「幸動(こうどう)」と表現しています。

 「幸動」とは、自分の幸せを感じると同時に、誰かの笑顔のために動くこと、誰かと喜びを分かち合うこと・・・このような心の動きと行動が、学校生活の中にたくさんあふれていることが、学校の願いです。

 「こどもまんなかの学校づくり」を教育の根幹に据え、「考動」と「幸動」を合言葉として、こどもたち一人一人の思いに寄り添い、主体性を尊重しながら、安心して学び、挑戦できる環境、温かな学校づくりに取り組んでいきます。

 今後とも、保護者の皆さま、地域の皆さまとともに、こどもたちの健やかな成長を支える学校であり続けたいと思っております。引き続き、温かなご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

令和7年4月1日