スクールESDくさつ"松原G-GRIT学習"
SchoolESD
2年人権学習 いのちの持ち物けんさ
先日の難民問題を学ぶ講演会に引き続き、「いのちの持ち物けんさ」という教材で人権学習に取り組みました。身の回りにある自分にとって大切なもの・ことなどを3つのジャンルに分けて書き出し、もしもそれらが理不尽に奪われてしまったら… 喪失の疑似体験という取組を通して、今ある当たり前が失われてしまうことの辛さや悲しさに気づくことができました。難民と呼ばれる人たちがそのような過酷な状況に置かれていることに気づいたところまでが本日の学習です。水曜日の後半でさらに理解を深めていきます。
…もっとよむ難民問題を学ぶ講演会
本日6月20日は「国連難民の日」です。GUから講師をお招きして、1・2年生に「紛争避難体験ワークを通して、難民の生活をイメージしよう」というテーマで授業をしていただきました。
生徒は、世界の難民・国内避難民などを合わせると約1億2千万人、これは日本の総人口と同程度、もいるという事実に驚きを隠せませんでした。また「緊急事態が起こった際に何を優先して持ち出すか」について、グループワークを通して考えを深めました。率直な話し合いができ、すすんで発表しようとする主体的な姿がたくさん見られました。
今後は2年生でさらに難民問題を深めていきます。加えて、全学年から有志を募り、不要こども服を回収して難民キャンプ等に届けるというファーストリテイリング社主催の”届けよう、服のチカラ”プロジェクトに参加する予定です。
2年生 アントレプレナーシップ2
先日のブログのあと、各クラスで何をするのかについて、もう1時間考える時間をとりました。
それぞれのクラスがプランを考える中、どうしても自分たちだけではわからないことが出てきます。
そこで今日は「専門家に学ぶ会」と題し、松原中学校ESDではおなじみの草津市農林水産課 井上先生にご来校いただき、学級で出た疑問に答えていただきました。
自分たちが候補としている作物は育てることができるのか?味を良くするには?大きく育てるには?など、さまざまな質問が飛び交い、一生懸命メモを取る生徒たちの姿がみられました。
考えたプランが実現可能なのか答えていただいた一方で、それは自分たちで実際に実験を行って確かめてみようと提案される場面もありました。
自分たちの仮説をもとに実験の計画をたて、結果をもとに考察するという経験が自分たちの財産になるというメッセージをいただき、チャレンジしてみようという気持ちがより高まったことと思います。
2年生 アントレプレナーシップ
今年度の2年生は松原ファームを活用した取組を実施します。
アントレプレナーシップという言葉をご存じでしょうか?
アントレプレナーシップとは企業家(起業家)精神と日本語訳がされることが多く、自ら課題を見つけ、解決に向けて挑戦する能力や態度を養う教育として注目されています。
生徒の主体性をテーマの1つとしている本校ESDの取組としてこのアントレプレナーシップの考え方をもとにプロジェクトを進めていきます。
松原ファームは5本の畝をもつ畑です。
各クラスが少しの予算と畝を1本ずつもらい、それらを活用して"何か"を実施します。
本日はその第1回目の活動として、それぞれのクラスで「何をするか?」それは「何のために?」「そのためにどうする?」「必要な物?必要な人?必要な○○は?」と考えを巡らせました。
クラスの中の意見がまとまりプロジェクトが始動するのはもう少し先ですが、生徒たちの柔軟な発想のもと、各クラスがどのような取組を展開していくのか今からとても楽しみです。
[続報]3年生 実現しよう!「世界湖沼デー」制定プロジェクト
以前紹介しました3年生の英語科×G-GRIT学習で作成したモニュメントは明日(3/18)より琵琶湖博物館1Fアトリウムに展示させていただきます。
来館された際にはぜひご覧ください。
展示期間:2025年3月18日(火)~3月30日(火)
引き続き、展示では「あなたが美しい琵琶湖を守るためにできるアクションプラン」を募集しております。
ご覧になられた際には備え付けの付箋にアクションプランをご記入いただき、掲示板に貼付いただけますと幸いです。
琵琶湖を想うきっかけの1つになることを願っています。