草津市立玉川中学校 草津市立玉川中学校 Kusatsu City tamagawa-j

塩竃市立玉川中学校との交流

ㅤ2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。報道で見るあまりの惨状に、自分たちにも何かできないかと考えた本校の生徒会は、募金活動などを行いました。そのうち、宮城県塩竃市に玉川中学校という本校と同名の中学校があることを知り、同年6月に義援金やビデオレターを送りました。これに対し、翌年2月に塩竃市立玉川中学校の生徒会から、お礼の寄せ書きやビデオレターが届けられました。2つの玉川中学校について調べるうち、両校の校名は歌枕として有名な六玉川の「野田の玉川」と「野路の玉川」に由来すること、そして六玉川に校名の由来を持つ中学校は、全国にこの2校しかかないことがわかりました。

ㅤ両校はこの縁を大切にして今後とも交流し、友情を深めていこうと決意しました。
ㅤ2014年8月、本校の生徒会代表および校長が塩竃市立玉川中学校を訪問し、「玉川の絆」が締結されました。また、同年12月には、両校の交流に共鳴された箏楽家の麻植美弥子氏の委嘱、作曲家の近藤裕子氏の作詞作曲で、「ひとつになるー2つの玉川中学校のためのー」が完成しました。

塩竃市立玉川中学校との交流10周年記念事業

【マスクケースの製作】

ㅤ両校でデザインを募集し、オリジナルのマスクケースを製作しました。両校の生徒全員に配布しました。
ㅤ<表面>向かって左側は塩竃市立玉川中、右側は草津市立玉川中のデザインです。
ㅤ<裏面>「ひとつになる」の歌詞を掲載しています。

ㅤ【記念植樹】

ㅤ塩竃市立玉川中からは「ユズリハ」の苗木を送っていただきました。「ユズリハ」は新しい葉が揃ってから古い葉が落ちるところから、「この2校の交流が、生徒が代わっても永く引き継がれるように」との願いが込められているそうです。
ㅤ草津市立玉川中では、12月8日(水)に記念植樹を行いました。また、聖火リレーのごとく「苗木リレー」を行い、その様子と植樹の様子をビデオカメラで撮影し、塩竃市立玉川中に送りました。
ㅤなお、草津市立玉川中からは、「モモ」の苗木を送っています。
ㅤ<記念植樹の様子>